ダダダダダダダダダダダダダ…… ガトリング銃の掃射音が聞こえたような気がした。 緒方は静かに息を吐く……そしてまたひとり呟いた。 「なるほどな……人以外の負の感情にもMINDは寄ってくるらしい……」 そこに漂っていた空気が先ほどとは違っていた。 「さてと……それでは行きましょうか、お嬢さん。」 にゃあ…… 小さな依頼人が明るく返事をした。 【第二話 終】