prologue

彩玉県天宮(さいたまけんあまみやし)某所…… 高校生である小鳥遊 慧は、同じ高校に通う幼なじみ、 神名 雫と帰宅中、血走った眼をした怪しげな男に出会う。 不穏な空気を察し、その場を離れる二人。 今度は、先生に叱られたのか、愚痴を言いながら歩いてくる 小学生の男の子に出会う。 雫は男の子に声を掛けるが、振り返った男の子の、 鋭い眼と暴言に言葉を失ってしまう。 しばらく呆然とする雫。 慧が雫に言葉を掛けたその時、悲鳴があがる。

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