episode4/第四夜

「わかりました、すぐに行きます」 そう言って電話を切った。 娘は悲しそうな声でこう言った。 「パパ、お仕事?」 少しうるんだ瞳で見つめられた彼に、次に言うべき台詞の選択肢は残されていなかった。 「ママと遊んでてくれるかな、あとで必ず行くから」 途端に表情が明るくなり、娘は言った。

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